アートと真名

「真名」とは?

アートとアート使いが共有している「魂の名前」であり、これを持つ者が「特別な人間」である理由になっている。
これを持つ者の魂に刻まれている『真実の名』であり、その者の本質を表し、持ち主を大いなる『宿命』に導くと云われている。
歴史上の人物や芸術の大家や有名学者のほとんどが、真名を持っていた事が最近の研究で判明されている。
諸説では、真名の具現化した姿がアートとも云われており、現在判明している事は「アートとアート使いは固い絆で結ばれている」と云う事だけである。
真名とアートを持つ者を、一般的に「アート使い」と呼ばれている。
この真名は、5種類の色名から成る「属性」、20種類の「気質」、20種類の「本質」の3つから成り立ち、この3種の組み合わせで「真名」が決定される。
属性は「白」「紅」「黄」「青」「黒」と呼ばれており、順番に「風」「炎」「地」「雷」「水」の加護を受けている。
また、これら5種類の属性は互いに影響を与え合っており、互いの能力を増幅させたり減退させたりする効果が有る。

真名相克図


「アート使い」「アート」とは?

一般的には「アート使いの真名が具現化した姿」と謂われている。
人型(マナス)・獣型(レグルス)・物型(モノス)の3タイプで、このいずれかに分類される。
「アート使いが使役するアートは1人1体限り」「アートとアート使いは運命を共にする」と云う事しか判明しておらず、それ以外の詳細は未だ謎に包まれている。
アートとアート使いとの出会いは人によって違っており、これまでの出会いのケースの一例を挙げると、「物心付いた頃から一緒」「病気や怪我の療養中に」「精神的に大きな変化が起きた時」「危機に面した時」「以前から夢で見ていた」「強制的に覚醒」「継承されてきた」などが確認されているが、これも詳細は謎に包まれている。
アートは属性に応じた特殊能力を持っており、自分の属性と異なる属性の特殊能力を持つ事もあるが、その場合は同じ属性のものと較べると、やや劣る場合も有る。
能力は5種類に分別され、探索・攻撃・防御・交渉・治癒などの能力を駆使している。

真名とアート

私立風見ヶ原学園

急増する若年層のアート使いを保護するために、急遽特殊法人化した学園。
全寮制で、初等部・中等部・高等部・大学部・大学院部からなり、生徒総数は約4万人のマンモス校。
自由な校風が人気で、総生徒会を筆頭に9つの委員会・200以上もの部活動(学園未公認を含む)が存在。
また、才能ある生徒には飛び級制度も認められており「8歳の大学院生徒」も実際に存在している。スキップ試験は学期末に希望者のみに行われている。
また、一般常識だけでこの学園で生きては行けないほど、毎日がトラブルや騒動が絶えない。
人為的に異世界・銀河世界への行き来が可能なので、各種異世界との交流も盛んに行われており、学園内には「異世界留学生」も多数在籍している。

また、カリキュラムの中に「アート実習」と呼ばれる特殊な授業があり、学年・クラスに限らず仲の良い相手と3人1組のパーティーを組んで、アートの錬度を上げるための訓練が行われている。
これは、生徒がアートの正しい扱い方を覚えると共に、謎が多いアートそのものを研究するという目的がある。

  • 最終更新:2011-06-08 00:38:45

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